
![]()

1981年開業当初、6歳未満の子供たちのむし歯はひどく腫れて痛みを訴えている場合がほとんどで、削る治療が中心でした。
今では当たり前になっている乳歯冠も保険外でした。
小児歯科を専門に学んできましたが、小児の治療は大人の治療の子供版ではありません。小児特有の、発育・咬合育成も含んだ、生理的な永久歯への交換を妨げないことが大前提となっています。
昨今永久歯の数が足りないお子様や、犬歯がもぐったままで、でてこない子供達が増加していると思います。
予防歯科が小児にこそ浸透されるべきです。
むし歯は個人によって異なる多くの因子が関与して発症する疾病であることがわかっていますが、むし歯予防にはブラッシングの徹底と甘いお菓子(砂糖)の制限といった集団予防で対応してきたため、はっきりとした効果が現れず、予防できると言うことが信じられずにいる現状があります。3歳までの砂糖の制限が一生を通じてむし歯へのリスクを低下させることを知ってほしいと思います。子供たちこそ、サリバテストを推奨し、予知性の高いプログラムと、治療方針をたて、管理することが必要であると思われます。
![]()
むし歯菌のひとつである「ミュータンス菌」は生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には存在せず、乳歯がはえはじめる頃から3歳くらいまでに、主に保育者であるお母さんから感染すると言われています。
ミュータンス菌の母子感染を防ぐ方法などを知っておきましょう。
よく妊娠すると「歯が悪くなった」とか「歯が弱くなった」などと聞きますが、それは子供にカルシウムを取られてしまうからではないのです。
歯はカルシウムやリンを主成分にしてできていますが、一度作られたものが勝手に溶けたりしません。

妊娠中のお口の中は最もむし歯にとって住み心地のいい環境になります。
むし歯になりやすい子供にさせないために正しい知識を持ちましょう。
■お母さんができること
いまあるむし歯を治すこと。そして、お口の中にいるミュータンス菌とラクトバチラス菌の数を調べ、それらの菌をなるべく減らす努力をしましょう。
定期検診の必要の有無を調べて下さい。
■ミュータンス菌を減らすには
むし歯の主な原因であるミュータンス菌。
それらを減らすことにより、むし歯を減らし、むし歯になりにくい環境にすることができます。

「むし歯はできたら治せばいい」ではなく
「むし歯にさせない」!!
子供をむし歯から守るためにもできることから始めましょう。
![]()

生後6ヶ月を過ぎると、乳歯が生えはじめます。
このときから、歯磨きが必要になります。最初は前歯しか生えていないのでガーゼ等でふく程度でも大丈夫ですが、授乳をしたまま寝かせないことがポイントです。
歯磨きが、自分でもある程度できるようになっても、8~9才くらいまではうまくみがけないので、汚れを落とすために、仕上げ磨きが必要です。
![]()

スキンシップの一環として、口のまわりを触られるのに慣れさせていきます。
下の前歯がはえてきたら、ガーゼで磨きましょう。
![]()
1歳6ヶ月になると、上下の前歯12本と奥歯4本の乳歯が生えてきます。
また保健所での1歳6ヶ月健診があります。
このとき、心身の発達をチェックしますが、歯についても、生えている歯の数と種類、むし歯や汚れの状態、噛み合わせの状態をチェックします。
この時点でむし歯をもっているお子さんは少ない のですが、3歳児になると、むし歯がとても増えています。 この間に、特に気をつけてほしいのは、次のような点です。
■食生活の注意
甘いお菓子やジュース、清涼飲料水などを、だらだらととらないようにしましょう。
※できるだけ薄い味で育てましょう。
成人と味覚が違うので成人の味はとても強く濃い味です。
■哺乳びん
もう哺乳びんは、卒業させてください。
■歯科医院で健診と相談
むし歯がないうちに、歯科医に健診を受けましょう。むし歯になってから歯科医院に行くよりも、1本もむし歯がないときから相談し、食生活の改善や正しい歯磨きの指導を受けてください。そのほかにも、心配なことがあれば、いろいろ相談にのってくれます。
この時期の注意が一生むし歯とサヨナラできる最適期間なのです。
![]()
![]()
そろそろ上下の歯が20本揃います。
この頃は子ども自身にも歯ブラシで磨く練習をさせ、歯磨きを習慣づけましょう。
ただし、最後は大人が仕上げ磨きをしてあげましょう。
ご両親や祖父母、ご兄弟の方の磨く姿も見せてあげて下さい。
![]()
3歳児検診があります。
歯の健診も、歯科医が20本の乳歯が生え揃い、噛み合わせがきちんとできているか、またむし歯になりやすいのかなどをチェックします。
3歳児のむし歯の状況をみると、これから先の歯の状況を予測することができます。そうした意味でも、改めて歯の健康や育児の方法を見直すよい機会になります。

![]()
6歳ごろになると、乳歯の奥歯のさらに奥に最初の永久歯が生えてきます。
この歯の名前は、第一大臼歯で、一番大きくかむ力が最も強い大切な歯です。また6歳ごろに生えるので「6歳臼歯」とも呼ばれています。
6歳臼歯のむし歯の90%は、はえてから1年以内にむし歯になってしまう事実があります。
この時期には、シーラントというCo(要観察歯)の歯に行う予防処置が保険でできます。
6歳臼歯は、最も大切な歯なのに、むし歯になりやすい歯です。それは、次のような理由があるからです。
■奥に生えてくるので、最初は気がつきにくい。
■歯の噛み合わせの面の溝が深く、カスがたまりやすい。
■奥に生えるので歯磨きしにくい。
■生えたての歯は、歯質が未熟なためにむし歯になりやすい。
6歳臼歯は歯の横の溝や、歯と歯の間の虫歯は、穴があいていることが分からず、歯科検診でもレントゲン写真でも見つからないことが多くあります。
痛みが出てから治療すると、神経を取る治療が、根が完全に出ていない時期に必要になることが多く、20歳くらいで再治療が必要となり、統計的に早期に喪失する原因となってしまいます。

![]()

1.治療を始める前に
まずはお子さんに歯医者さんに慣れてもらうことを目標に、歯科医師ならびにスタッフが治療のトレーニングから始めます。どんなことをするのかを話し、実際に使う機械や器具を見せてから実際にやってみせます。
2.検査
むし歯やかみ合わせなどのチェックを行ないおおます。それから、状況に合せレントゲン撮影を行い、むし歯の有無、永久歯の確認、過剰歯(余分な歯)の有無などを確認します。次にお口の中をデジタルカメラで撮影します。
3.検査説明
お口の中の状況やレントゲン写真などからお口の中の状態を説明します。今後の治療方針もこの時にご説明します。
4.歯科治療
治療が必要な場合、それに応じた治療を行います。お子さんがすぐにでも治療が出来そうであれば、その日から治療を開始しますが、お子さんの状況によってはトレーニングのみを行い、次回から治療を開始することもあります。泣きそうで不安いっぱいのお子さんでも、「次はむし歯を治そうね」と約束して帰ってもらうと、心構えが出来て上手に歯科治療が出来ることも少なくありません。
5.予防処置・定期健診
むし歯予防のために、歯みがき(ブラッシング)指導、「シーラント(むし歯になりやすい奥歯などの歯の溝を埋める予防処置)」、フッ素塗布PMTC(歯のクリーニング)などを行なっていきます。同時に、歯ならびに問題がありそうな時は、早い段階でお話しています。
![]()
子供の歯の健康、そしてからだの健康のために、むし歯を予防するとともに生活習慣を見直しましょう。
![]()
フッ素は、歯を強くする、初期のむし歯を再石灰化するなど、むし歯予防の効果があることがわかっています。
年齢に応じた利用法がありますので、歯科医によく相談してください。
河上歯科医院でも行っていますので、お気軽にご来院ください。
![]()
信頼できる、かかりつけの歯科医をもち、定期的に検診を受けることで、適切な指導を受けたり、わからないことは気軽に相談できます。
上手に歯科医院を利用して下さい。河上歯科は予防を重視します。

先天歯があります。
生まれたときから生えていて、色や形が隣の歯と違います。
小学校高学年で白い詰め物で補って形と色を変えられます。

右下の6歳臼歯の詰め物が欠けています。
このままでは隣の歯も虫歯になってしまいます。

乳歯の横から永久歯が生えてきました。

右下の6歳臼歯の2次カリエスです。
詰め物の横から虫歯が遂行しています。

見た目よりずっと大きな虫歯です。レントゲン写真をとってみましょう。

神経まで感染しそうな虫歯です。

尾道 歯科TOP|
院長・専門医師の紹介|
専門スタッフの紹介|
予防歯科|
小児歯科|
矯正歯科|
インプラント|
歯周病|
ホワイトニング(審美歯科)|
アクセス・診療時間|
河上歯科医院のとりくみ|
サイトマップ
Copyright(c)2010 Kawakami Dental Clinic, All Rights Reserved.